母の香り



〜蒔絵とは〜


お盆の表面に漆で絵を描き、
金属粉や漆と顔料から造られた本乾漆粉を蒔くことによって、お盆の表面に定着する技法です。

遠近感を出すために、
奥にある花びらや葉、茎などは金属粉の量を少なめに蒔き、手前になるにつれて、金属粉や本乾漆粉の量を多くしていきます。

花びらや茎が重なり、影になっているところは、ほとんど蒔きません。

そうすることによって、
立体感と遠近感を出すことができ、
花の形や、暗闇の中に百合が凛と咲く雰囲気をだすことができます。


〜作品詳細〜


タイトル

母の香り

主題

凛としていて、静けさの中に強さを感じる、百合の花と母を重ねながら、描く。

サイズ

直径33cm

画材

漆、金属粉、お盆

ジャンル

工芸

制作時期

大学1年生前期




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